■ ID | 179 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Prediction for Photodegradation Pathways of PCDDs Using Semi-empirical Molecular Orbital Method |
■ 著者 | 大塚 宜寿
Nobutoshi Ohtsuka
埼玉県環境科学国際センター Kotaro Minomo 埼玉県環境科学国際センター Shigeo Hosono 埼玉県環境科学国際センター Yasundo Kurata 埼玉県環境科学国際センター Mitsuo Sugisaki 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | The 21st International Symposium on Halogenated Environ- mental Organic Pollutants and Persistent Organic Pollutants (POPs) - 'Dioxin2001', 12 September, 2001 |
■ 抄録・要旨 | 有毒なダイオキシン類の処理法の一つに、毒性の低い化合物へ光分解させる方法がある。我々は、ポリ塩化ジベンゾパラジオキシン類(PCDDs)の75化合物すべてについて、塩素−水素置換光反応の起こりやすさを、半経験的分子軌道計算により検討した。
その結果、この反応は、用いる光の波長付近に大きな振動子強度の吸収帯をもつPCDDで進行しやすく、反応のエンタルピー変化が負に大きい反応経路ほど進行しやすいことが示唆された。これらの結果から、すべての反応経路について反応の起こりやすさを予測したところ、実際にPCDDに紫外線を照射した結果と矛盾しなかった。 |
■ キーワード | ダイオキシン類,光分解,PCDD,分子軌道 |
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